空知川に育まれ、石炭によって発展した赤平市。1891(明治24)年に熊本や三重県から渡ってきた開拓者が入植し、1922(大正11)年に歌志内から分村して赤平村が誕生。1943(昭和18)年に赤平町に、1954(昭和29)年に赤平市になった。地名はアイヌ語の「アカピラ」に由来し、「山稜のガケ」という意味。1918(大正7)年の茂尻炭鉱開鉱から炭鉱都市としての歴史が始まり、発展を遂げた。1963(昭和38)年に約20億円を費やして建築された住友赤平炭鉱立坑は、閉山まで使用され、現在も建物や各種機械などの設備を当時のまま保存。市の中心部に位置し、1999年に公開された高倉健主演の映画「鉄道員(ぽっぽや)」にも、舞台となった架空の町にある炭鉱の立坑として登場した。観光スポットのエルム高原リゾートには、森林公園や温泉、キャンプ場などの施設がある。稲作のほかイチゴや果樹栽培なども行われ、特産品にはコチョウランや石炭を模した「塊炭飴」など。
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